2022.03.8 うつ病

精神科・心療内科の治療において入院治療が必要になる時があります。
今回は、いくつか入院したほうが良いケースをご紹介いたします。
目次

病気の種類にかかわらず他人や家族を傷つけたり、
自殺の可能性がある場合です。
このような場合は、本人の安全保護を目的として
できるだけ可及的速やかに入院治療が必要となります。

統合失調症やうつ病、認知症などで
食事がほとんど入らず、
体重が減少し、
身体的にも衰弱している場合などがこれにあたります。

統合失調症で幻聴や被害妄想がひどくなり
「日常生活がうまくできない」、
「生活が怖い」といった場合。

認知症のBPSDにより暴言や暴力行為、
易怒性などある場合で介護ができないとき
(自宅や介護施設どちらでも)

うつ病や適応障害などで休職や休学しているが
家ではゆっくり休めない、
生活リズムがみだれてしまうときなど。

上記に挙げたケース以外にも様々な状況が考えられますが、
入院治療が必要かどうか分からない場合は、
主治医に一度ご相談することをおすすめいたします。
衣ヶ原病院では、
様々な状況および疾患に対応した入院環境をご用意しております。
興奮や暴力行為など急性の精神病症状や
うつ病などで自殺企図がある場合(急性期病棟)、
認知症症状がひどく介護できないとき(高齢者認知症病棟)、
うつ病などの休養目的での入院(ストレスケア病床)など。
まずはお気軽にご相談ください
副理事長 加藤 豊文
精神科医
精神保健指定医
認定産業医、精神科専門医・指導医(日本専門医機構)
認知症診療医(日本精神神経学会)
認知症臨床専門医(日本精神科医学会)
認知症サポート医
老年精神医学会認定医
臨床研修指導医
児童思春期精神医学対策講習会スタンダードコース終了(日本精神科病院協会)
児童思春期精神医学対策講習会アドバンスコースⅠ終了(日本精神科病院協会)
産業保健アドバイザー
名古屋平成看護医療専門学校 看護学科 非常勤講師
| 専門分野等 | 精神医学一般、うつ病リワーク、認知症 |
|---|---|
| 所属学会 | 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本老年精神医学会、日本アロマセラピー学会 MCT-J(メタ認知)ネットワーク会員など |
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Publications
当院理事長 加藤鈴幸医師と副理事長 加藤豊文医師の著書が出版されました。
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